院長紹介
まず、じっくりお話しましょう
※予約外で来院されると1~2時間待ちになってしまう場合があります。ご了承ください。
私が一番こだわっているのは、患者さんの話をよく聞くことです。それは時間をかけてじっくり聞くだけでなく、患者さんが本当に訴えたいことは何かを注意深く読み解くことです。
例えば、一口に「歯が痛い」といってもその痛さの加減は一人ひとり違います。本当はぜんぜん痛くないことはありますし、慌てて歯医者に駆け込むような痛さでないこともあります。ですから、患者さんの話をよく聞かないと、勘違いしたまま治療を始めることになってしまうのです。
また、特に年配の方は何を言っているのか判断しづらい場合があります。「ぜんぜん食べられない」と訴えていた患者さんの話をよく聞いてみると、餅が食べられなくなった話だったことがあります。患者さんが「この歯が痛い」と言った歯が原因ではなく、実は側の別の歯が悪かったケースはよくあるのです。
どれだけ忙しくてもじっくりお話を伺うため、スタッフから慌てて「時間ですよ~」と声をかけられることが度々あります。しかし、治療のスタート地点を間違えると、取り返しがつかないことになるのです。
治療と関係ないことでも何でも構いません。とにかく、まずはいろいろお話をしましょう。そのお話の中から本当にお困りのことを見つけ出し、その方にふさわしい治療をご提供いたします。
※予約外で来られた場合は時間は取れません。ご了承ください。
「顎関節症ってなに?」がすべての始まりでした
歯科と全身とは深く関わり合っている
本業での興味の対象は、歯・顎・口腔と全身の関わりです。最近は歯科医師会も積極的に言い出していますが、ちょっと意味合いが違います。歯周病と糖尿病、早産、動脈硬化、骨粗鬆症、周術期、口腔ケア、介護予防…いずれも大切ですが、歯科が行うのは従来と同じなのです。
私としては、噛み合わせを改善したら不定愁訴が取れることがある、姿勢がよくなる、逆に歯や顎の症状がその場所の治療でうまくいかないときは身体のどこを見ればいいのか、東洋医学、代替医療系などです。西洋医学の歯科は局所だけなので、別次元の分野に頭を突っ込まざるを得なくなります。
歯科と全身とは深く関わり合っている
原点は大学6年のとき、受け持ちの患者さんが顎関節症になってしまったことでした。今は教えているのでしょうが、当時は学生に対して詳しい治療法の講義はありませんでした。インストラクターの先生に訊いて、マイオモニターをセットするだけでした。
図書館で調べると、開業医で顎関節症について詳しく書かれている続肇彦先生の著書がありました。読んで驚いたのは顎関節症の治療をして肩こり、耳鳴り、腰痛まで治すことができる記述があったのです。
「歯医者は歯や歯茎だけ治すもの」と思っていた私には衝撃的でした。「顎関節症を学びたい」と勤務先の面接で言った記憶があります。まず普通の歯科医師として一人前になってからでいいのでは?と諭されました。
私が歯科医師になった理由
ひょんなことから受験した歯学部
私の家は昔から農家です。今の診療所は以前うちの田んぼでした。子供の頃から大学生までよく手伝いをしました。大学は最初は農学部志望だったのです。家業を継ぐのは困難と思いつつも関係した方面に進もうと思っていたからです。
歯学部を受験したのはひょんなことからでした。高校生のとき志望校を複数書く必要があったものの、自宅通学が条件だったので国公立は2校、私立は1校しか埋める大学がなくて受験科目がほぼ同じだった歯学部も書いたのです。
担任の一言が背中を押した、歯科医師へ道
高校3年の担任から「医療の方がお前に合っている」と勧められてその気になってしまったのでした。担任は日大歯学部に進学したものの家の事情で学部を変更し英語教師になった変わり種の人でした。当時かなり迷いましたが今では感謝しています。
金銭的余裕はなかったので、大学卒業後すぐ勤め始めました。勤務医時代は歯科雑誌を読むくらいで、たまに同窓会の講習会に行きましたが、毎日大勢の患者さんを診ることが一番の勉強だったと思います。
健康について、そして趣味の話
キープしたい、患者さんの健康的な身体
私たち歯科医師は医療者です。指導的立場にあるのですから、お口の健康を人に言うのであれば、他の部分も情報を聞き入れて実行する必要があります。
喫煙やメタボリックの人にお口の健康を説いても「自分はどうなの?」と患者さんに言われては立つ瀬がありません。適度な運動で若々しさを保つようにしています。
得意なスポーツは水泳。カラオケも歌います
若い時はベストテン番組をよく見ていました。レコードを買う余裕がないのでFM番組をチェックして好きな曲がかかるのを待ち構えてカセットに録音していました。10代の時のある程度ヒットした曲は今でもカラオケで歌えると思います。
大学時代は弓道部にいましたが、あまりうまくなかったです。勤務医時代は先輩に半ば強引にゴルフを勧められて始めました。開業後ゴルフスクールに少し通いましたが、もともと運動神経が鈍いので今一つで、平成7年初めでやめてしまいました。
唯一得意なのは水泳です。中学時水泳部で水の中だけは得意でした。今もスポーツジムでたまに泳ぎますが、水が素肌を過ぎていくのはなかなか心地よいです。あまり頻繁に行きませんが、ジムに行くのが少ない趣味といえるかもしれません。他はカラオケですかね。年に数回ですけど。
やりたいこと、知りたいこと…、興味は尽きません!趣味と実益を兼ねて
骨格や姿勢のことは非常に興味があり、趣味なのか仕事の一部なのか実益なのか境界がありません。50代になって老化を実感する中で、それでも細身を保ち若々しくいることを追及しています。30代の頃はややぽっちゃりしていた時もありました。48歳以降、痩せるコツを知り細身になりました。
今になって見た目を気にするようになりました。細マッチョかつ均整がとれた姿勢で健康を目指すことが実益を兼ねた趣味ともいえます。
精神世界にも興味があります
また、誤解を恐れずに書けば、精神世界というか哲学というか宗教っぽくもあるし、自己啓発、自分の人生をいかに生きるか、生きるとは何か?そういうことも見極めたいと思っています。以前インドへ行ったのはその関係です。今はエドガーケイシーについて興味があります。
趣味ではありませんが1998年1月6日からベジタリアンです。正確にはラクト・オボ・ベジタリアン。健康のために始めたのではなく、インドへ行ったことによってです。日本では厳格にできないので、エキスや調味料は大目に見ていますし、やむを得ず戴くこともあります。
プロフィール
はせがわ歯科医院院長:長谷川 千尋
【略歴】
昭和36年7月生まれ稲沢市
昭和55年愛知学院大学歯学部入学
昭和61年愛知学院大学歯学部卒業
同年国家試験合格
同年4月~平成2年医療法人仁志会夫馬歯科クリニック勤務
平成2年4月海部郡・愛知県・日本歯科医師会・同連盟入会(正会員)
平成2年11月はせがわ歯科医院開業
平成3年~22年甚目寺町立甚目寺中学校・学校歯科医
平成7年~8年甚目寺町立新居屋保育園・園歯科医
平成9年~甚目寺町立西小学校<現あま市立甚目寺西小学校>学校歯科医
平成9年~17年海部郡歯科医師会会計理事
平成15年~21年海部東部消防組合介護認定審査委員
平成15年~25年海部(郡)歯科医師会地域医療担当
平成17年~25年海部歯科医師会医療保険理事
平成19年~甚目寺町立南小学校<現あま市立甚目寺南小学校>学校歯科医
平成24年~日本一般臨床医矯正研究会理事
平成25年~海部歯科医師会副会長
平成25年~27年海部東部消防組合障害認定審査委員
平成27年~29年海部東部消防組合介護認定審査委員
平成31年~令和3年海部東部消防組合介護認定審査委員
【会員】
日本歯科医学会・日本歯科医師会
日本歯科医師連盟
日本糖尿病協会
日本学校歯科医会
日本歯科東洋医学会
日本統合医療学会
日本全身咬合学会
日本一般臨床医矯正研究会
日本ティップエッジ矯正研究会
国際マイオドンティクス学会
総合医療開発研究会
トゥウェンティース・スタディー・グループ
エイクレス研究会
はせがわ歯科医院 施設基準等
歯科外来診療環境体制加算届出
原子爆弾被害者一般疾病医療機関
生活保護指定医療機関
診療所型歯科健診(旧事業所歯科健診)実施
労働安全衛生法に基づく歯科特殊健診
厚生労働省医薬品等安全性情報協力施設
介護保険居宅療養管理実施施設
8020推進財団賛助会員
病診連携
日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院登録医
津島市民病院登録医
愛知学院大学歯学部附属病院登録医
あま市民病院
稲沢市民病院
海南病院 他